当院での感染症対策への取り組み｜枚方市の内科・消化器内科・循環器内科

当院での感染症対策への取り組み

Infection Control

新興・再興感染症及び新型コロナウイルス感染症、Mpox(旧サル痘)などの感染症に対して、平時からの感染防止対策の実施や、地域の医療機関等が連携して実施する感染症対策へ参画し、外来診療時に安心して受診いただける体制作りを行っています。

組織的な感染防止対策につき厚生労働大臣が定める施設基準に適合しています。

専任の院内感染管理者を配置しています。
当院における院内感染対策の企画、立案及び評価、院内における職員の院内感染対策に関する意識向上や指導等を行います。

年数回程度、感染対策チームを有する特定の医療機関や医師会が定期的に主催する院内感染対策に関するカンファレンスに参加しています。また、年1回は新興感染症の発生等の有事の際の対応を想定した訓練や地域連携に係る体制について、連携医療機関等とあらかじめ協議しています。

新興感染症の発生時等に、大阪府や枚方市の要請を受けて発熱患者の外来診療等を実施する体制を有し、そのことについて自治体のホームページにより公開しています。

感染対策チームを有する特定の医療機関に対し、枚方市における感染症の発生状況や抗菌薬の使用状況等について定期的に報告を行っています。
これにより抗菌薬の適正使用について、助言を受け感染症治療の最適化に資する体制作りを行っています。

感染対策連携共通プラットフォームに感染症についての報告を行い、枚方市を含む近隣地域や全国のサーベイランスに参加し、地域の感染症の動向、感染症の特性や変異、感染拡大の要因などを把握し早期警戒と早期対応可能な体制づくりに協力しています。

当院では簡易陰圧ブースを設置して診療にあたっています。内部の空気清浄は一般的なHEPAフィルターに比べ、より高性能なULPAフィルターを採用しています。

陰圧ブースを設置し、診察時に患者さんと医療スタッフとの間で空気が外部に漏れないよう対策しています。これにより、飛散リスクの高い検体採取時など患者さんからのエアロゾル、飛沫感染を防ぐことが期待されます。

陰圧ブースは、診療環境をコントロールし、感染の拡大を防ぐだけでなく、患者さんの安心感を高める効果もあるとされています。