帯状疱疹後神経痛 Postherpetic Neuralgia:PHN
治療後も神経の損傷が残った状態(帯状疱疹後神経痛)により長期にわたりピリピリと電気が走ったような痛みや焼けるような痛みなどで苦しむことが、帯状疱疹を発症した方の20%ほどに存在している(SHEZ study)との報告もあります。
帯状疱疹を発症しないようにワクチンによる予防が大切と考えられています。
治療はメコバラミン(ビタミンB12)、アセトアミノフェンや非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)、アミトリプチリン、デュロキセチン(SNRI)、プレガバリンやミロガバリン、トラマールなどの薬物療法を中心に行います。
お薬の効果が不十分の場合には、ペインクリニックや麻酔科の先生と協力して治療します。