除菌判定について
複数の判定方法がありますが、推奨されているのは、「尿素呼気法」です。
H.pyloriが胃内に存在する場合ウレアーゼ活性によって尿素を二酸化炭素とアンモニアに分解する性質を利用します。
この方法は、13Cを含む尿素を内服し、分解されてできた13CO2が呼気からどれくらい検出されるかで判定します。
除菌後4週間以上空けて判定します。
また、ABC検診で使用される抗体法は、除菌後1年以上も残ることがあリます。
除菌判定に使用する際は6ヶ月以上空けて検査を行い、抗体価が低下することで判定します。
この方法では、除菌前と除菌後の最低2回測定する必要があり、除菌後の結果が陰性でも抗体価がある程度高い場合は、別の方法で検査を行う必要があるのであまり推奨されていません。