診断・治療
以下のように診断や治療を行っています。
診察
症状について詳しくお伺いし、睡眠時無呼吸症候群以外の疾患の可能性について検討します。必要であれば、血液検査や心電図検査など行います。
簡易ポリソムノグラフィー(PSG)検査
自宅で行える検査機器を使用し、睡眠中の呼吸状態や酸素飽和度を測定します。
検査結果に基づき、最適な治療プランを提案します。必要に応じて、連携医療機関で精密な睡眠検査を実施します。
治療
マウスピース療法(スリープスプリント)
軽症~中等症の患者様向けのシンプルな治療法です。
手軽に使え、旅行や出張にも便利です。歯科口腔外科で作成いただきます。
CPAP療法(持続陽圧呼吸療法)
専用の機器を用いて気道を常に開いた状態に保ち、スムーズな呼吸をサポートします。中等症~重症の患者様に効果的です。高血圧症や心筋梗塞などのリスクを抑制するには、少なくとも一夜あたり4時間以上のCPAP治療を行うことが推奨されています。
生活習慣の改善アドバイス
CPAP治療開始後は、毎月のレポートを参考にCPAPの効果(睡眠時無呼吸が改善度合い)を確認します。また、体重管理や睡眠環境の見直しをサポートし、肥満や生活習慣病の予防と治療効果の向上を目指します。