検出支援モード
AIが、がんや腫瘍性病変の疑いがある領域を自動で検出し、モニター上にリアルタイムで表示します。AIの検出結果を参考にしながら、より精度の高い観察・診断を行うことができます。
最新AI技術による
内視鏡診断支援
AI Endoscopy
AI Endoscopy
当院では、富士フイルム株式会社が開発した最新のAI内視鏡診断支援システム「CAD EYE EW10-EG01 Ver2.0」 を、枚方市で初めて*導入いたしました。(*2025年10月時点)
このシステムは、AI(人工知能)技術を活用して、食道扁平上皮がんや胃腫瘍性病変をリアルタイムに検出し、医師の診断を支援する内視鏡画像診断支援プログラムです。
検査中にAIが病変を疑う部分を自動的に検出ボックスで囲み、報知音で知らせることで、見落としの防止と診断精度の向上を実現します。
新バージョン「Ver2.0」では、AIの学習画像データ量を従来比約1.6倍に増加。
これにより、高感度を維持しつつ特異度がさらに向上し、誤検出の低減が期待されます。
より精度の高い病変検出を通じて、胃がん・食道がんの早期発見をサポートします。
富士フイルムの性能評価試験においても、以下のような高い診断性能が確認されています。
AIが、がんや腫瘍性病変の疑いがある領域を自動で検出し、モニター上にリアルタイムで表示します。AIの検出結果を参考にしながら、より精度の高い観察・診断を行うことができます。
検査時に必要な「ランドマーク(解剖学的指標)」が適切に撮影されているかをAIが自動で判定し、撮影が完了したランドマークにはチェックマークが表示され、撮り漏れ防止や検査の均質化に貢献します。
対象ランドマークには以下が含まれます:
AIが内視鏡映像を高速で解析し、観察中の動画の中で病変を検出します。
これにより、スムーズかつ精度の高い診断を可能にします。
AIによる診断支援は、医師の経験を補い、より安全で正確な内視鏡検査を可能にします。
当院では、今後も最新の医療技術を積極的に導入し、早期発見・早期治療による地域医療の質の向上に努めてまいります。
本ページに掲載の画像は、富士フイルム株式会社提供資料をもとに構成されています。
実際の検査映像とは異なる場合があります。